創作小説(近代ファンタジー)「水と炎」[2010/12/06更新]

水と炎バナー
絵師:神威なつき様@+GYOKURO - 神威なつき

 自然物や物を司る「物神(ものがみ)」とそれに守られ、呪文を使うことで神の力を行使できる「術者」達の物語第四弾。近代ファンタジー

コンテンツ
登場人物紹介
国と地域/神と術者について
各巻あらすじ/ポストカード紹介/体験版DL
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「術者」達の物語(現段階で設定が決まっているもののみ)
■呪文と踊り(執筆中)
ハットカバス王国とレアレス公国の中間地点の土着民が住む土地にやってきた、ラスカ・グラージアス。しかしそこでは、様々な人種が集まる抵抗軍が、ハットカバスの軍隊と戦っていた。ハットカバス自治区誕生の真実を描く物語。

■剣と舞
生まれつき太陽の神・エナージに守られる少年は、レアレス正規軍に少年兵として参戦する。誰にもあらがえない神の力を行使し、少年は軍隊でどんどんのし上がって行くが…

■弓矢と呪縛(完結、近日公開予定)
レストン出身であるにも関わらず、田舎に引っ込んで自給自足の生活を送る女性、ノールの元に森の神・ムーが現れる。そして首都にいる幼馴染の悪行を止めて欲しいと告げる。術法研究所誕生の経緯を描く物語。

■水と炎←コレ
文明開化時代のレアレス公国。
老舗の企業の家に生まれ、家柄も才能も申し分ないばかりか、水の神に守られる少年。
彼の通う公立学園に転向してきた父子家庭の少年。彼は炎の神に守られていた。
そんな矢先、二人のいるレアレスの首都レストン市を地震が襲い、都市はほぼ壊滅状態に。水の少年は両親を失い、親族の間での取り合い合戦の最中に放り込まれた。
 一方炎の少年は地震の前に見た不審人物がこの地震を引き起こしたのではないかと感じ、その不審人物を探す決意をしていた。
 二人はこの大震災の謎を解く旅に出る。

 ■業火と激流(水と炎の八年後の話。執筆中)

■少年と国王
 国王を選出することになった前年に生まれた全ての国民のうちから抽選をし、選ばれた者が10歳になるまで国王としての勤めを果たす―他に類例がない不思議な王政を布いているレアレス西方の新生国家キロウ国。
 その任期終了間際の国王が突如暗殺され、新たに国王に名乗りを上げんとする人物が宣戦布告をする。
 その人物とは、現国王の前任者で、炎の神の術者だった―

■手と鎖
 人間とサイボーグ、ロボットが共存する世界。
 レジストン財団の御曹司は双子だった。
 だが一人は、不治の病にかかる。
 そして残されたもう一人の子も同じ病気になってしまった時、親である会長は息子をサイボーグにすることを決めた。
 20歳になって世間に披露された二人の息子。
 だが一人はロボットで、一人はクローンだった…

■死と乙女
 遥か昔、一組の恋人達がいた。男はアライド、女はイオニア、二人ともレアレス人だった。
 アライドは地球の神・アルスが作り出した「永遠の神」エンダの術者となる。そして一度しか使えない呪文―特定の誰かを不老不死にする―を、恋人に対して行使する。
 何をしても老けることも死ぬこともない身体を持ったアライドとイオニアは、時代の流れの中で再開したりしつつも、長い年月を生き続けることになる。

■男と女
ハットカバスで起こる天災の数々は、国中を悲劇に陥れていた。
術者の仕業と見たハットカバス国王は、レアレスにいる黒魔術の神クロスプレイスの術者を拉致する計画を立てる。だがその計画を傍受したレアレス側も、対抗してボディーガードを術者につける。
物神・人間・精霊・機械・死神までもが交錯する…